漱石が芥川・久米に宛てた手紙
明治の文豪・夏目漱石は、芥川が自殺する直前まで、彼宛に何度か手紙を書いている。
そのうち、芥川龍之介・久米正雄両名に宛てた手紙の全文が掲載されたサイトを見つけたので、改めて読んでみた。
http://www.geocities.jp/sybrma/202sousekinotegami.html
無闇に褒めるのではない、徒に批判するのでもない。
文章の端々に見られる漱石一流の気遣いとユーモアに溢れた手紙。
この文を頂けるだけでどれほど嬉しい事だっただろうか。
苦悩に満ちた芥川の人生と共に、想像に頼る外ない当時の状況に想いを馳せる。