k_ikiの雑記帳

DTPのこと、創作のことなど、思いつくまま

旧バージョン用スクリプト

InDesignというかCreativeCloud(じゃなくてCreativeSuiteと言うべき?)の現バージョンはCS6(通算バージョンは8.0)であり、CS7の情報もAdobe公式サイト等を通じてちらほらと聞こえ始めてきております。
バージョンアップにあたってはいろいろと仕様が変更されるため、旧バージョンの時に書いたスクリプトが動かなくなることがよくあります。
しかしながら、Scriptsフォルダ内にたとえばVersion 6.0 Scriptsという名前のフォルダを作り、そこにCS4の時に書いたスクリプトを入れれば動作します。
とは言っても、バージョンアップに伴い廃止されたメソッドやプロパティをスクリプト中に記述していた場合、必ずしも動くとは限らないのです。
全てを確認なんてとてもじゃないけどしていませんが、バージョンアップに伴い少し名前が変わったものの、廃止されたわけではなく新バージョンにも同じ意味のプロパティが存在する場合は問題なく動作する、という程度に過ぎないようなのです。
まあ、それでも旧バージョン用スクリプトのいくつかは一切書き換えずに使える可能性があるわけで、それだけでもかなり便利なのは事実です。
しかし、世の中甘くないというか。
どうやら、何らかの条件によって、旧バージョン用スクリプトが動いたり動かなかったりするようなのです。
条件の特定はできませんが、「あ、動かない!」と思ったらさくっとInDesignを再起動してやることで動くようになる、という事態を何度も経験しております。
だからって旧バージョン用スクリプトを一切使わない、という選択肢は私の中にはないのですが、できれば旧バージョン用スクリプトを多用せず、新バージョン用に書き直して使いたいな、と。
それはそれとして、今日の日記はなんとも消極的な結論ではありますが。
旧バージョン用スクリプトが動かない場合、InDesignの再起動で動く場合もあるよ、ということで。